名古屋雑煮は、8代将軍吉宗の一言から始まった!?

お正月の雑煮、お餅の他に何を入れて食べますか?

ここ名古屋では、もち菜だけが名古屋流です。

名古屋雑煮の由来と、簡単レシピをご紹介いたします。

そもそも、お雑煮を食べる理由は?

 

雑煮は、本来「煮雑ぜ」といって、平安時代から始まっています。

当時、お米は高くて手に入らなかったこともあり、サトイモなど野菜を混ぜて煮たものを食べたと伝わっています。

お正月は、五穀豊穣を感謝・祈願するために年神様にお供えして、

「若水」といって年明け早々の井戸水を使って煮て食べたと言われています。

江戸時代に入ると、お米も庶民に行きわたるようになり、餅を作ってお雑煮としたことが現代に繋がっています。

お雑煮

 

江戸時代、一番豪華な雑煮は尾張藩であった!

 

尾張名古屋と言いますが、徳川御三家のひとつです。

今でこそ、お雑煮はいろいろな食材と共にレシピがありますが、この時代の雑煮で一番豪華だったのは、ここ名古屋の尾張藩でした。

現代のように、さぞ、いろいろな食材が入れられていたのでしょう。

どの藩も、将軍に献上する雑煮は立派だったと思いますが、尾張藩は超豪華版のお雑煮だったそうです。

これを、徳川吉宗将軍が戒めたとも言われており、その後、もち菜だけの雑煮になったと伝わっています。

なぜ、もち菜だけになったのか?

これも、こじつけのような理由かもしれませんが、

当時、吉宗将軍の時代に限らず、尾張藩は、徳川御三家として紀州藩とあまり仲が良い訳ではなく…。

これも、理由の一つとして、「名をあげる」という意縁起担ぎで、もち菜だけにしたそうです。

名をあげるは、菜を箸で上げて食べるからです。

その代り、御出汁はしっかりと出した風味の良いお雑煮に仕上げます。

かつおぶしをかけて食べるのは、紀州(かつお)を、たらいあげる意味かしら?

月姫は、ふとそう思ってしまいましたが、カツオをかける由来はわかりません。

 

現代になってわかってきた、名古屋雑煮は体に良い作り方だった!

 

もち菜・小松菜はカルシウムが豊富

もち菜だけのシンプルな雑煮は、年末のごちそうやご酒で疲れた胃腸には消化が良く、胃を休めることができる雑煮であると言えます。

ここから、お正月料理で始まる胃腸への負担を考えると、シンプルな方が良いのですね。

それに小松菜は、カルシウムが豊富で女性にはとってもありがたい食材でもあります。

 

お得意の八丁味噌で雑煮を作らないの?

月姫が作った八丁味噌雑煮です

名古屋雑煮と言えば、すまし汁で食べることを指していますが、

実は、八丁味噌でお雑煮を作る人は結構いるのです。

「味噌雑煮」といって、やはりもち菜だけですが、いらっしゃいます。すまし汁より、味が濃厚で美味しいと評判もあります。味噌煮込みうどんのような感覚ですね。月姫も、何度か食べたことがあります。

 

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名古屋雑煮のレシピ

 シンプルな雑煮の場合 

角もち 2個

もち菜 1/4束

だし汁 1と1/2カップ (かつおぶし・だしの素)

しょうゆ 小さじ1/2

花かつお 適量

 

 御出汁を効かせる雑煮の場合 

 

食材は、シンプル雑煮と同じで良いですが、

ここは、御出汁にこだわります。

出しのお味でシンプル雑煮を食べると美味しいからです。

シンプルな時のだし汁 1と1/2カップ

しょうゆ 小さじ1/2

お水1/2カップ

だし昆布 (顆粒でも可 こぶ茶でも代用できます)

乾燥シイタケ(シイタケのだし顆粒可)

※さらに加えて、鶏皮で、だしを取る事もお好みで追加してください。

八丁味噌雑煮の味がサッパリしすぎる方は、天かすを入れると美味しくなります。

後は、すまし汁のまま・味噌を入れるか自由に選択

 

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 お餅は? 

名古屋では、そのまま煮ることが多いですが、

焼いて入れるのもお好みでどうぞ。

ただし、八丁味噌雑煮は、焼くより煮る方が美味しいですよ。