チベットのダライ・ラマ法王は、どうやって決められるかご存知ですか?法王・つまり最高責任者ダライ・ラマは、亡くなると生まれ変わりを探しだして次の継承者にするのです。その方法とは?
ダライ・ラマ法王は、高僧たちにより生まれ変わりを探し出す!
ラマ方法は、観音菩薩の生まれ変わりであるとされ、先代が亡くなると彼が生まれ変わるのを待ち、探しだし、ダライ・ラマ法王を継承して頂いています。
ラマ法王は、亡くなってもチベットで何度も生まれ変わり、チベットの人たちを導き救済していると言います。
どうやって探し出すのか?
先代が亡くなると、高僧たちは瞑想をしながら彼が生まれ変わる情報を探ります。
必ず印と導きがあると言います。第一に、生まれ変わり誕生すると、方角を示す「しるし」が現れます。
その印は、奇妙な雲の形や、星形のキノコが生える、そして、亡き先代の安置した遺体の頭部が誕生した方位に動くとも言います。
その印を受けると、高僧たちが瞑想をしてその方角から生まれ変わりの子供がいる家を探し出します。
多数の高僧たちが、瞑想により、その家の作りや屋根の色、住人をしっかりチェックします。お互いに情報交換をして、同じイメージをキャッチした内容に絞られます。そして、生まれ変わった少年がいることを確信して迎えに行くのです。
瞑想でキャッチした内容と同じ家と少年が、必ずいる!
高層たちが迎えに行くと、瞑想でキャッチしたイメージとまったく同じ家・住人の家が見つかるそうです。
そこで、2歳~3歳になる少年に初めて高層らは会うのですが、その時も本当にダライ・ラマの生まれ変わりかどうか審査をするそうです。
3歳までは、誰でも過去世の記憶を受け継いでいる!
高層たちは、先代が愛用していたものを持っていきます。
例えば、ペンだったとします。
愛用品とその他のペンと数本持っていき、少年に見せます。
すると少年は、「これが僕のペン」といって愛用品を手の取るのだそうです。
他にも数珠を数本見せて、「この数珠が誰の物か当てたら、君にあげよう」といいます。
すると、全ての数珠の持ち主の名前をペラペラと当てていくのだそうです。
この少年は、ラマ寺を訪れたこともなく、2・3歳で高僧たちの名前を知っているはずもなく、不思議な現象が起きるのです。
ラマ寺を初めて訪れた少年は、次々と先代の隠した愛用品を探し出す!
ラマ寺に連れてこられた少年は、ここでも審査をされます。
先代が生前に隠しておいた故人の持ち物を全て探し出させます。
これも難なくクリアしていくと言います。
こうして、少年は、ラマ寺で宗教儀式を経て、寺の財産や法王の地位を受け継ぎます。
さらに勉強をして、大人になっていきます。
現在のラマ法王は14世!13回も生まれ変わり法王になっていることになる!
この転生が真実なら、ラマ法王は13回輪廻転生を繰り返し、同じ座につき、同じ職業で生きてきたことになります。
ダライ・ラマの生まれ変わり説、いかがでしょうか?