「シンクロする」という言葉をスピリチュアル世界ではよく使います。
本来は、シンクロニシティと言いますが、どんな意味があるのでしょうか?
私たちは、常にシンクロを体感しているのですが、気づいている人が少ないみたいですね。
シンクロニシティの意味!
英語で「synchronicity」と書きます。
意味は、「意味のある偶然の一致」といった意味になります。
また、同時性、同時発生という解釈もあります。
意味のある…という言葉に深い意味があるように思えますね。
しかし本来は、スピリチュアル用語ではありません。
たまたま、シンクロニシティの意味がスピリチュアル世界に精通しているような部分が多く、使われるようになっています。
誰にでも起きているシンクロ!
例えば、嫌いな人と同じ服を着ていたり、同じアクセサリーを身につけていたりするような、同時に同じ事が起きている状況をシンクロニシティと言います。
これを、ただの偶然の一致ではなく、意味のある偶然の一致という解釈しています。
意味のある…とは、いったいどんなことを指しているのでしょうか?
起きたことを、偶然と捉えるか、意味があると捉えるかの違い!
上記に書いた「嫌いな人と同じ服とアクセサリーを身につけた」ということを偶然の一致で吹き飛ばしてしまうのか、意味があるのかと考える事によって、シンクロを感じるか感じないかの違いが出てきます。
「嫌な奴と同じ服装で不愉快!」と気分を悪くするだけなら、それで終わりですよね。
しかし、どうしてこんなことが起きたのだろうか?意味があるのでは?と考えると、相手の好みを分析して、自分と似たところがあるから相反する感情が生まれているだけなのかなど、思慮深く考え、その人との関係修復に役立てたりすることができるようになります。シンクロしたと考えれば、そこに意味があるのです。
シンクロは、対人関係以外でも起きている!
自分の中に、一つの問題を抱えているとします。
その問題の答えが見つからず、途方に暮れている時、答えに導くような流れが起きてきます。
たまたま見ていたテレビからヒントを得たり、その問題に詳しい人と巡り合い、答えを導いてもらったり、たまたま本屋さんに答えとなる本を見つけたり、同じ悩みを持った人と出会ったりなど、これもシンクロしています。
偶然の一致では、片づけられない気持ちにさせられてしまう事があります。
何か開発中の人は、答えが見つからないために完成しない時、こんな事がよくありますよね。
その事に集中している時に起こりやすい現象なのです。
シンクロとは、その人に役立つことがたくさん隠されている!
生活をしていると、たくさんの偶然の一致があります。
これをスピリチュアル的には、霊的な導きとして捉えています。
「タケノコを買ったけど、どんな料理にしよう?」そう思っていたら、テレビでタケノコ料理の番組を偶然見ることになるなど、今、あなたにテレビを見させようと霊的な力が働いたと解釈しているのです。
霊的か偶然かの判断は、個人の自由としていいのですが、意味のある偶然の一致として捉える方に傾くことで、人生に大きなヒントや解決策を与えてもらえることになっていると気がついている人が少ないです。
シンクロしていると気がつく自分になり、深く掘り下げて考えてみると、意外な所から答えが見つかることや、ひらめきが起こり始めます。
これは、科学的な世界でも、起こりうることで、シンクロがスピリチュアルなことなのではありません。
スピ世界と捉えるかどうかの問題で、実際に誰にでも起きているシンクロなのです。
偶然起きたことを、意味のある事として捉えると、人生が豊かなものになりやすいのもまた事実なのです。
小さなことからシンクロを見つけてください。見つかるようになると、たくさんのシンクロが分かるようになってきます。